わが忘れなば

備忘録の意味で。タイトルは小沢信男の小説から。

気になります

高木貞治・岸信介・田村淳の「相手の名前を忘れたときに相手の気持ちを害さないで聞きだす方法」

こんな記事タイラー・コーエン 「相手の名前をド忘れした時の対処法」 — 経済学101を読んだんですが、 ごまかし方その1. 「ファーストネームでお呼びしたいんですが、そういうわけにもいかないようですので」:「(ファーストネームで)「デイヴィッド」とお…

伊丹十三「最終楽章」(『ヨーロッパ退屈日記』)に出てくる放浪のピアノ弾きってこの人じゃないだろうか? 

伊丹十三「最終楽章」(『ヨーロッパ退屈日記』)に少年時代の伊丹に強い印象を残した「放浪のピアノ弾き」という人物が出てくる。 放浪のピアノ弾きはわたくしに向かって、 「チボーとコルトーだね」といった。 そうして詩集をちらっと見て、 「おや、村上菊…

ちょっと昔(少なくとも1950年代くらい)まで、赤子のことを「赤さん」といっていた?

これは、前から気になってたことなんですが、少し古い小説を読むと赤子のことを会話や地の文で(「赤ちゃん」でなく)「赤さん」と呼んでいるというのに出くわすことが何度かありました。例↓ そのときには今のあき子さんがまだ五つか六つかで、下の坊ちゃん…

岡崎英生『劇画狂時代―「ヤングコミック」の神話』

いま、岡崎英生『劇画狂時代―「ヤングコミック」の神話』(飛鳥新社、2002)を読んでるんだけど、「宮谷一彦は、自分の熱烈なファンだった女子高生と恋愛した。この女子高生は、ある右翼の大物の娘で、恋愛中は宮谷は父親の反対で大変苦労したが、反対を押し…