わが忘れなば

備忘録の意味で。タイトルは小沢信男の小説から。

2015-01-01から1年間の記事一覧

『ディア・ドクター』

晴。某仕事(ボランティア)について某お知らせが来た。夜中に、Gyao で『ディア・ドクター』を見。レンタルDVD で一回見ていたので、どうしようかと思ったが、面白かったし、他に見るものもなかったので、まあ。笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、八千草薫、香川…

渡部直己『不敬文学論序説』(ちくま学芸文庫)の書名索引

不敬文学論序説 (ちくま学芸文庫)作者: 渡部直己出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る昨日〜今日でつくった。素人が作ったので、ミスは多いと思う... ア行 赤坂憲雄 王と天皇 p.311 芥…

オープンアクセス誌向けのソーカル事件

ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』(高橋さきの訳、講談社、2015)という本を読んでます。心理学者が書いた「論文をなかなか書かない学者」の言い訳を粉砕する本で、「一気書き」に逃げるよりも、きちんとスケジューリングして少しづつ書い…

『アメリカン・スナイパー』感想

だいぶ時間が経ってしまったが、 2 月 22 日にクリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』を見たので、その感想をまとめておこう(といっても twitter に投稿したものをまとめ直しただけですが...)。 (一応、ネタばらしがあるので、注意喚…

(アメリカの)保守派は(アメリカの)リベラルより事実を曲解する度合いが強いという研究の紹介の紹介

クリス・ムーニーというアメリカ合衆国のジャーナリストの Salon.com の少し古い記事( 2012/8/27 )が面白そうなテーマだったので、読んでみた。このコラムの内容は、ある共和党下院議員のとんでもない暴言(2012)をマクラにして、人は一般的に自分の信念…

ウソの自白に関する本二題ー『自白の心理学』と『本当は間違っている心理学の話』

冤罪の発生、とりわけ犯人でない人がウソの自白をしてしまう現象について、心理学的に考察した本を二冊読んだ。 浜田寿美男『自白の心理学』(岩波新書) スコット・O・リリエンフェルド、スティーヴン・ジェイ・リン、ジョン・ラッシオ、バリー・L・バオア…