わが忘れなば

備忘録の意味で。タイトルは小沢信男の小説から。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

秋草俊一郎『アメリカのナボコフ―塗りかえられた自画像』

去年のうちによんだ。アメリカ時代以後のナボコフの作家としての活動(死後の活動、つまり遺族による遺稿出版などの活動も含む)と受容について研究した本。亡命ロシア人社会では有名だが英語圏では無名の作家という状態でナチスを逃れてアメリカに渡ったナ…

『黒き微睡みの囚人』

読み終わった。政変によってドイツを追われたヒトラーがロンドンで私立探偵をするという歴史改変小説。 という内容の夢をアウシュビッツの収容所にいる(実在の、しかし本当の歴史では戦争のはじまる前に死んだ)ユダヤ人作家が見ているという歴史改変小説、…

最近買った本と今読んでいる本

風疹抗体検査の結果きた。抗体価 256 倍とのこと。『黒き微睡みの囚人』は、2/3 程度で止まってしまった。今は、『From Bacteria to Bach and Back』を 読んでいる(p.70 程度まで)『掟破りの数学』掟破りの数学 ―手強い問題の解き方教えます―作者: Sanjoy …

Karplus, Delbruck, Feynman

この話は、カープラスは、↓ のリンク以外でも、していた。ハーバードの有名教授がインタビューを受けるシリーズでも話していた。Martin Karplus - Biographical - NobelPrize.orgカープラスは、2013 年のノーベル化学賞受賞者。Delbruck と Feynman も言わず…

某郊外

朝、某用事で某郊外へ。駅前に広がっているバスターミナルと建設中のショッピングモールがいかにも郊外!って感じだった。 小学校の校庭の桜がもう咲いていた。朝霞が近いので朝霞->駐屯所->赤衛隊事件->『マイバックページ』という連想をした。日曜日に Dan…

最近読んだ本と読んでいる本

のうちいくつか。ラヴィ・ティドハー『黒き微睡みの囚人 』有楽町の三省堂で 1 月 30 日に買った。通勤中の車内と週末で、100 ページほど読んだ。 1933 年に政変が起きて、ヒトラーが失脚し、共産主義ドイツが誕生。ヒトラーは、イギリスに亡命し、私立探偵…

はてなダイアリーをはてなブログに統合

はてなダイアリーが一月に更新終了、はてなブログへの移行期限も 2 月 22 日までとのことなので、日記を中心に書いていたダイアリーの方をはてなブログにインポートした。けど、ダイアリーの下書きが、見えなくなってしまったんだよなぁ...