わが忘れなば

備忘録の意味で。タイトルは小沢信男の小説から。

『戦争は女の顔をしていない』を買い逃す

晴。

群像社がアレクシェーヴィッチの本について、こんな続報をアナウンスしていた。

アレクシエーヴィチの本の販売について 補足

「10月21日に小社のホームページ上に掲載した『アレクシエーヴィチの本の販売について』で、小社の保有する在庫については、なくなるまでご注文に応じますと書きましたが、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの著作権を管理する Galina Dursthoff(Literary Agency)から、契約上、販売の権利も消失しているという通達が日本のエージェントを通じてありました。従いまして、小社で刊行しておりましたアレクシエーヴィチの本は3冊とも販売を中止いたします。契約内容に対する小社の理解不足で、誤ったお知らせをしたことをお詫びし、訂正いたします。」

 なんと...

 一週間以上前に注文してた『戦争は女の顔をしていない』について本屋に聞いたら先週は来週に届くって言ってたのに、出版社から「当初は在庫を出荷するという予定でしたが版権が消滅したため出荷できません」という回答だそうだ...