わが忘れなば

備忘録の意味で。タイトルは小沢信男の小説から。

ところで、

この Yahoo のはすみ賛同者のリストについての記事(http://goo.gl/W8EaN3)で、リスト作った人とその人の個人情報を暴いた連中が五分五分だ、みたく書かれてるのを読んで、そんなわけないだろ、と思った。

まず、行為ソノモノは本人がはっきり公開している情報をまとめたものと本人が公開を意図していないものを断片的な情報から暴き出したものだし、動機はレイシズムへの非難という意味とそれへの意趣返しな訳でぜんぜん対称じゃないし。

そういうのが流れているとはじめに聞いたときは、リストが間違っている可能性があるかもしれないから、作成者についてなにも知らない以上、じぶんで確かめたりしない限りは、既存メディアの精査などで情報の精度が担保されてないなら、拡散とかはできないな、とは思ったけど、それはリスト作成・公開の是非とは別の問題だし。

この記事では、パソ通時代の例をあげて、公開されている情報をまとめることでも法律的に本当に問題あるかもしれないことがほのめかされているけど、筆者は、法律家ではないようだし、ドコマデ信用していいのか?

今検索したら、パソ通の事例は、医師会会員以外には公開されない個人情報を不特定多数が見られる掲示板に載せた事例のようだし。http://goo.gl/W3f9IR はじめから不特定多数が見える FB の情報をまとめたのとはダイブ違くないか?

同時期にアノニマスが、KKK のメンバーを暴くプロジェクトをしているというニュースが流れているけど、これに比べてたら法律的にはぜんぜん穏当な行動だし。

っていうか、セキュリティ関係の会社の社員だってことマズイことみたいに書いてるけど、仕事で知った機密をばらした訳ではないんだからそこは関係なくない?

ソモソモ、レイシスト擁護をしていたこととを周知されるのと、それを非難する行動をとったことが明らかに明らかになることとが同じくらい困ることなんてことはないと思うけど。