アメリカ
CJ WERLEMAN (1) という批評家のアメリカ合衆国における新無神論ムーブメントに関する記事を Salon.com というオンライン雑誌でいくつか読んだら、面白かったので、ちょっとまとめてみマス。 新無神論ムーブメントというのは、911 以後米国で活発になった世…
先日カリフォルニア大学バークレー校に行ってきたのだが、そのとき「バークレーの一番の名所だよ」といわれて案内されたのが、化学科の建物の前の駐車場スペース。「ノーベル賞受賞者専用」の駐車スペースだ。そんなん用意してもノーベル賞受賞者なんて一度…
小田実『何でも見てやろう』より引用。 戦後とみに威勢のあがらなくなった反動もあって、ヨーロッパ人は、一言にしていえば、かわいそうなほど、私のようなアカの他人にまでいささかソクインの情をもよおさしめるほどに、アメリカ、アメリカ人、アメリカの事…
twitter で次のように発言したら、意外に RT が多くて、多くの人に読まれたようなので、ちょっと補足。「ネトウヨ=弱者」説と少し対応するといえる気がするが、米でも宗教右派が台頭したことを「宗教保守層=落ちこぼれ」説で説明する人がいたそうだが、実…
3/12-13 で読んだ。再読だったし、『知って役立つ キリスト教大研究』を読んでプロテスタントの教派について情報を仕入れた直後だったので読みやすかった。 本書の内容は、1) 福音派と呼ばれる層を支持層とする「宗教右派」の成立に至るのアメリカのキリスト…
3/4-3/7で読み終わった。有名なリンカーンのゲティスバーグでの追悼演説(1863)を思想的・文体的な観点から分析した本。 まずそもそも、リンカーンの有名な演説が 272 語、わずか3分間の演説だったこと自体知らなかったので、そこからして驚き。当然、全文を…